5歳の娘と登山デビュー ~筑波山~

登り初めて約10分で関東平野を眺めることができます。

インドアな娘に自然の良さを伝えたい

平日はフルで働いているので土日のお休みは家でだらだらと過ごしがちな私。その間娘はというとテレビで大好きなyoutubeを観ていることが多いのです。せっかくの田舎暮らし。もっとのびのびと体を動かしてほしいと考え、今年、2023年は自然遊びをたくさん取り入れたいと心に決めたのでした。

登山デビューにおススメの低山 「筑波山」

もうすぐ6歳になる娘ですが、youtubeを観たり、お人形遊び、お絵かきなど 完全なインドア派。体力には自信がなく、おんぶ、抱っことせがまれるのではないかと少し不安でした。楽しく山頂まで行くことができる山を調べたところ日本百名山の中で最も低い筑波山がおススメということでした。調べてみると男の子であれば3歳でも自力で登れるという情報もありました。

初心者向けのコース

案内図の前でノースフェイスのリュック笛を吹く娘。遭難したら吹くそうです。

 

今回は筑波山の中でも一番難易度が低いとされるつつじが丘から弁慶茶屋跡を目指すおたつ石コースを進み、白雲橋コースに合流し女体山山頂を目指すこととしました。(下りはロープウェイを利用します。)

おたつ石コース登り約40分、白雲橋コース登り約40分との事です。

12時19分 さっそく登り始めます。登り始めは階段が続きます。これがけっこうきつい。運動不足の親子すぐに堪えます。

つつじが丘から弁慶茶屋跡まで

登り初めて15分・・・

最初の休憩ポイントです。椅子とテーブルが何個かあります。1番上のトップの写真の場所です。

6月下旬、この日は気温30°晴れの予報でしたので、こまめに娘に給水させます。序盤は日向なのでとても暑いです。半袖で正解でした。

 

階段が終わると結構な岩場が出てきます。もはや崖です。娘はただ階段を登るよりも、岩場を登る方が燃えるようです。この日は数日前に雨が降ったので、泥でぬかるんだり、岩が濡れて滑るところもありました。汚れたり、すねを岩で擦ってしまうので、やはり長ズボンにすればよかったです。娘は長ズボンが嫌い(可愛くないからとの理由)なので今回は半ズボンです。他に登っていた子どもの中には半ズボンの子も何人かいました。

おたつ石コースのゴール 弁慶茶屋跡到着  

13時12分到着 ここまでの所要時間は51分でした。(案内図では約40分) 途中で何度か座って給水をしたり写真を撮ったりしました。岩場では降りてくる人もいたのでお互いに道をゆずりながら、「こんにちは」とあいさつをしたり、「がんばってね」と娘に声をかけてくださる方もいました。娘は自分より小さい子が先に進んでいくのをみてモチベーションを保っているようでした。

白雲橋コース 弁慶茶屋跡から女体山山頂を目指す

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弁慶茶屋跡にも地図があります。女体山頂まで約50分とのこと。(初めの案内図ではたしか40分と記載してあったような・・・?)しかし距離は800mと前半の1㎞よりも短めです。

山の上の方なので岩場が続きます。登るよりも降りる方が大変そうです。足元が滑るし岩が大きいので降りるのに慎重になりますね。高齢者かな?という方もすれ違いました。すごいです。 後半は娘も岩の登り方のコツを覚えたようで、先頭を歩きたがります。そして写真でもわかるように木陰が続くのでわりと涼しいです。

奇岩・怪岩

白雲橋コースはめずらしい形の岩がたくさんあります。こちらは国割り石という金運出世のパワースポットとのこと。足元なのであまり写っていません。 ぜひあやかりたいですね。

こちらは弁慶七戻りの岩。勇敢な弁慶も今にも岩が落ちてきそうで後戻りしてしまったそう。みんな写真を撮る人気スポット。

女体山山頂へ

標高877mのてっぺんに到着です。

時刻は14時29分 弁慶茶屋跡地からは1時間15分でした。

空気が澄んでいる晴天の日には東京スカイツリーが見えるそう。この日は晴天でしたが霞んでいてみえませんでした。(夏場は見えにくいのかも知れません。)

登頂後の楽しみ

女体山山頂にはカフェがあったので遅めの昼食を食べました。今回はあったかい肉うどんをチョイス。店内は冷房が効いていて汗が引いてしまい娘は少し寒かったようです。この後マウンテンパーカーも着せました。給水機、子供用の取り皿もありました。

ロープウェイで下山

下りはロープウェイです。20分間隔で出ているようです。大人片道750円。5歳の娘は無料でした。

つつじが丘までは7分で到着します。あっという間です。山頂まで登るのに約2時間かかりましたが、ロープウェイならたった7分です。

下山後は娘の希望で温泉に寄ってから帰りました。つつじが丘にも日帰り温泉がありましたが、今回は行き慣れた自宅付近の温泉にいきました。 

子供と筑波山に登ってわかったこと

筑波山は初心者向けと聞いていましたが、思ったより岩場が多く、初登山にしてはかなり登りがいがありました。インドアな5歳女児でもしっかりと自分の足で登頂することができました。娘もみんなに話したいと自信になったようです。帰宅後はさっそく次はどこの山に登ろうかと検索し始めるくらいに私はハマりかけています。

 

  • 今回かかった金額:駐車場代500円 ロープウェイ代大人750円×2 昼食代一人あたり1000円程度でした 
  • 服装Tシャツ+マウンテンパーカー又はロンT、長ズボン半ズボンでも行けなくはないが岩で脛を擦ったり、泥んこになります)靴はスニーカー今回は履きなれたたニューバランスにしました。)がおススメです。前半は日差しが強いので帽子が必須です。汗を拭いたり汚れを拭くのにタオルが活躍しました。荷物は両手が開くリュックサックにしましょう。
  • トイレ:今回心配だったのがトイレです。駐車場で必ず済ませてから登りはじめましょう。駐車場から山頂までの間トイレは一つもありません。幼児と一緒でしたらオムツ、着替え、ビニール袋があると良さそうです。
  • 飲食:給水用の飲み物は必須です。途中には売っていません。今回は一応駐車場で買い足しました。食べ物は軽食を持っていくとよいそうです。(お弁当を持っていく方もいるようです。)今回は山頂のカフェで食べようと思っていたので少しのお菓子のみ。
  • あるといい物軍手、絆創膏、常備薬(虫刺され)、着替え など 今回は2時間程度の登山でしたので軽めの荷物でいきましたが、もっと標高が高い山や天候に不安がある場合などは防寒対策や食事、怪我など想定されるリスクに対しての準備が必要と思われます。
  • 虫対策:駐車場で虫よけスプレーをかけてから行きましたので、特に虫には刺されませんでしたが、虫に刺されたくない方は長袖、長ズボン+虫よけをした方がよさそうです。

 

以上、5歳の娘と登山デビューでした。

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